糖尿病の献立 これを知らないでいると・・・2
糖尿病と医者から診断されたら、あなたはどうしますか?
糖尿病の症状は、なかなか気がつきにくいので
意外と、自覚症状わからないものなんです。
何か違和感を感じた時の対応が
あなたの人生を左右するといって過言ではないでしょう。
恐ろしい合併症が出る前に、適切な処置対応をすることで、
糖尿病を持たない人とほぼ同じような生活をすることができます。
糖尿病は食によって、大きく変わってきます。
糖尿病は食事で防ぐことも可能なんです。
糖尿病を克服するために重要なことは、
まず糖尿病に対する知識を付けること、
そして初期の場合は、それまでの生活習慣を改善することが大切です。
糖尿病食のレシピもあるんで、
そういう糖尿病の献立を、参考にしてください。
糖尿病の人の運動療法 食事と運動、両方が糖尿病の治療の 基本となっています。 運動をするための筋肉を動かすエネルギーには、 ブドウ糖(血糖)が必要です。 すなわち、運動するということは、 血液中の余ったブドウ糖が、 筋肉の細胞内に取り込まれること。 その結果、血糖値が下がるのです。 このように、運動はインスリンの働きが悪い糖尿病の人には大切なことなのです。 運動療法では、脂肪の利用による体重の減少・ストレス解消・体力の増強で 健康な体づくりの効果もあります。 血糖値は食事の後1時間〜1時間半で ピークになるので、この時に運動を開始すると 血糖を抑えられます。 運動はウォーキング、ジョギング、 水泳など有酸素運動が適しています。 運動療法による、糖に対する効果は 約48時間と言われています。 運動量の目安は1日150キロカロリー。 ウォーキングなら30〜40分。 軽いジョギングだと20分くらいが目安です。 毎日できなくても、週3回、1日おきと、 できる範囲から始めましょう。 また、通勤や買い物などの途中で、 歩く時間を作るなど生活リズムの運動を 組み込むのも良いでしょう。 掃除や階段を歩くなど、 日常の動きも運動につながります。 ただし、血糖値が極端に悪い時や、 高血圧などの場合には、運動によって 合併症を起こす場合もあります。 運動療法は、医師と相談の上、 適切に行ってください。 ただし、運動だけでは血糖のコントロールは できません。 規則正しい食事を取ったうえで、 運動を続けることにより上手に血糖値を コントロールができるのです。 |
糖尿病の人の外食 糖尿病の人が一番気をつけなくてはならないのは、 毎日の食事です。 自宅での食事だけでなく、 仕事などで外食の機会が多い人は、 外食での食事の取り方を工夫しなけばいけません。 外食のメニューはカロリーが多いので、 献立や食べる量に気をつけなければ カロリーの取りすぎになってしまいます。 普段から、どの献立はどのくらいの カロリーになるかを把握しておいて、 多すぎるようなら、残すことも大事です。 揚げ物なら衣や脂身を残すなど、 気をつけて食事を取りましょう。 もったいないからと言って食べ過ぎは禁物です。 和風のセットメニューだと、栄養バランスが取れており、カロリーも把握しやすいです。 丼物はご飯が多いですし、 ファストフードは栄養が偏っているうえに カロリーが高いです。 一品物よりも定食などセットメニューを選ぶのが 良いでしょう。 目安量がわかりやすいものを 選ぶよう心がけてください。 ポケット版のメニュー別カロリーや、食品交換表での1単位80キロカロリーはどれくらいか、 などが掲載されている本が多く販売されていますので、 使いやすいものを購入して、常に携帯するとよいでしょう。 最近は写真で掲載されて 見やすいものがたくさん書店で手に入ります。 外食では、どうしても栄養が偏りがちになるので、 そんな時は自宅での食事で調節するよう、 心がけましょう。 できれば、外食をとる場合は、 1日1回を限度にしてください。 糖尿病といえども、 食べてはいけないものがあるわけではなく、 バランスよく、そして食べすぎなければよいのです。 |
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糖尿病の人の旅行 糖尿病の人であっても、 合併症などで安静にしていないといけない、 という場合でなければ、もちろん旅行を楽しめます。 糖尿病の人にとっては、 運動をする良い機会でもあります。 ただし、注意しなければいけないことがあります。 インスリンや薬を処方されている人は 、これらを忘れずに。 飛行機に乗る場合は 、必ず携帯して手荷物として持ち込むこと。 旅行中は運動量が増えるので、 低血糖になった時のためのブドウ糖も 忘れずに携帯しておきましょう。 糖尿病であるという説明書を医師に 依頼して作成してもらいましょう。 同行の人に、自分が糖尿病であることを 伝えておくことも大切です。 旅行中の食事は不規則になりがちなので、 バランスよく必要量を食べることを普段以上に 心がけてください。 特に団体旅行で同じ料理を出される場合は 注意して食事を取ってください。 宿を予約する際、食事の配慮を申し出ておけば安心できますね。 今は、高齢者やアレルギー患者、生活習慣病の人に配慮した、 減塩食・糖尿病食・アレルギー源を使わない料理を出す宿も多くあります。 また、糖尿病の人や糖尿病に関心のある人をを対象とした医師同行のツアーもあります。 機内食は前もって申し出ておけば、 糖尿病食で対応してくれるところもあります。 糖尿病に対応してくれる宿やサービスは たくさんありますので、 普段から情報を集めておくと良いですね。 旅行では、無理をせず、余裕のあるスケジュールを組み、楽しく過ごしてください。 |
宅配の糖尿病食 糖尿病の血糖コントロールで大切なのは 食事療法ですが、 献立を考え作り続けるのは 大変だと思う人もいるでしょう。 現在、様々な業者による宅配の糖尿病食があります。 食事を作る手間がはぶけるという利点の他に、 カロリー計算・栄養バランスが糖尿病患者のためにしっかり考えられているので、 その料理の種類・量・味付けなどが 実際に目や舌で理解できる、 という長所があります。 糖尿病の方だけでなく、 家族の人も糖尿病食がどんなものかを 理解する機会になります。 糖尿病の方のための宅配業者と 商品をいくつか紹介します。 ・タイヘイ株式会社 ヘルシー御膳(冷凍弁当タイプ)、 CCSメニュー(食材お届けタイプ) ヘルシー御膳は電子レンジで温めるだけ、 CCSメニューは下ごしらえした食材と調味料付き ・株式会社ニチレイフーズダイレクト 糖尿病食(240kcal、320kcal常温保存 レトルトタイプ)、 気くばり御膳(冷凍保存)糖尿病食(240kcal、320kcal)はレトルトタイプでお湯に入れるか、 封を切って電子レンジで温めるだけ。気くばり御膳は電子レンジで温めるだけ。 ・株式会社武蔵野フーズ ムサシノ食品健康宅配 健康宅配 糖尿病食 すこやか膳 (冷蔵宅配ーチルド商品)電子レンジで温めるだけ。 ・有限会社ゲルソン商会 カロリーコントロール食 (冷蔵宅配ーチルド商品) 電子レンジか蒸し器で温めるだけ。 1食だけ、1日分など、多用な注文ができます。 食事で作らねばならない、というストレスも 解消されるので、選択肢の1つとして 考えてみてください。 |